2006年03月22日

高すぎる目標で苦しんだ−無理をしない失敗は成功のモト!

あるじは昔ひじょーに英語に消極的でした。大学生のとき当時の彼女が「半年間バイトしてお金ためて、1ヶ月間アメリカにホームステイしにいく。」といったとき「将来そんなに使わない英語をそんなに勉強してどーするの?」なんて言ってしまうほど。すみません、わたしがおお馬鹿者でした。orz...その1ヶ月間の貴重な経験、若ければ若いときほどよいと思う、は今その彼女にとってかけがえのない財産になっていることでしょう。自分自身5年間の海外生活はひじょーに有意義(だけどすごーく大変でストレスもあった)で、視野も広がって、またひとまわり大人になれたんじゃないかなーと思うのです。「井の中の蛙が外の世界を経験してきた」ってな具合です。

いまでもあるじは「無理してまで英語を勉強する必要ない」と思っています。ですがそんなわたしも渡米前には「よし、この機会に1、2年で英語がネイティブ並みに話せるようになってやるぞ!」という意気込みをもっていました。それが大きな間違いでした。がんばってもがんばってもどうにも自分の思うようには上達しない。ネイティブスピーカーと話す回数や時間が増えれば増えるほど、「あー自分の英語はダメだ。うぅ、あれも、それも、言われたこと理解できなかった。何言っても通じない。。。」と自己嫌悪になっていく。目標は高く設定するのが好きなほうでしたが、これは無謀すぎ、不可能、絶対無理。もーあきらめるしかなかったです。。。で、渡米後半年くらいで気持ちを切り替えて「仕事と自分の経験のために渡米したんだから、まぁそれだけできればいいや。英語ができることよりも、いろんな人とコミュニケーションをとったり、互いの理解を深めたり、そういうことのほうが自分にとってためになるし。英会話は便利な一つの手段なので、ついでに上達してくれればいいや。」と思うようにしました。これは大きなターニング・ポイントでした。英会話への姿勢を「勉強する」から「慣れるために実際にやって失敗して身につける」に気持ちの切り替えができたので。高すぎる最初の目標は自分を苦しめてしまうだけでした。

失敗することを恥ずかしがったりビクビクしない勇気、新しいことにチャレンジするのを楽しむ気持ち、失敗しちゃって後悔しても「自分の経験になるのですごく良いこと」と割り切りまた次に進む姿勢、、、そんなことが長い期間、無意識に備わってきた気がします。でもね、自分をいたわり、かわいがり、あまやかすのも好きなので、無理はそんなにしなかったと思っています。
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2006年02月12日

ネイティブスピーカーは訛(なま)っている

英語教材の宣伝文句でよく「ネイティブスピーカーが勧める...」とか「ネイティブスピーカーが実際によく使う...」とか「あなたもこれでネイティブスピーカーに近づける...」というのをときどき見掛ける。なんだか「ネイティブスピーカー」になることが暗黙で目標にされてしまう感じでままならない。ネイティブスピーカーになるのはバイリンガルや通訳になることともちょっと違う。日本人の大多数の人々が目指すべき目標は「インターナショナル・イングリッシュ」だと思っている。

ネイティブスピーカというのは、英語圏で生まれ育ち、英語を第一言語として成長してきた人々である。大抵の場合ネイティブスピーカーは訛りをもっている。そしてその人がしゃべる英語がもっとも標準的だと思っていることもままある。実際、アメリカ、イギリス、オーストラリア、アイルランドなどなど、英語のしゃべり方が全然違うし、言い回しにも差がある。たとえばアメリカの場合などは、アフリカ系アメリカ人と白人では英語は英語でも同じ言葉をしゃべっているとは思えない。大阪弁と東京弁みたいに各地方によっても、年代によっても異なることもある。

実際のところ今日本人が標準の英語と考えているのは「白人系アメリカ人のしゃべる英語」という場合が大半をしめていると思う。けれどこれを体得し自己満足できるできるレベルになるのは並大抵のことではできない。不可能かもしれない。国際会議やテレビで同時通訳をなさるツワモノの先生たちでさえ、やっぱりネイティブスピーカーと比べてしまうと英語の発音にはその差がけっこうある。(もちろんそういった先生たちは、聞き取りは完璧だしいろんな知識や訓練で身に着けていることはもう大尊敬するばかりですが。)

ちょっと落ち着いて考えてみると、世界には「英語を第2言語」として話す国々もたくさんあることに気付く。その人たちはやっぱり私たちと同じで、ネイティブスピーカーが話すような「あこがれの英語」は全然しゃべれはしない。もしあなたが「英会話をできるだけ少ない労力で短い時間で身に着けて、その効果や自分への恩恵をできるだけ多く受けたい」と思うなら、「英語を第2言語として話す外国人」をさがして実際その人がどれくらい英語がしゃべれるかを理解してみてはいかがでしょうか?その人がそのままあなたの目標になる可能性もありますし、思っていたよりも英語習得のハードルはそんなに高くないと実感できるかもしれませんよ。

わたしが目標としているのは英語を第2言語とした「インターナショナル・イングリッシュ」。いろんな人とコミュニケーションして何か一緒にやったりして、そこから得られる経験がわたしにとってかけがえのない恩恵。
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2006年02月09日

脳と体と英会話

どうやら一般的に「英語を聞く」ことの方が「英語を話す」より短期間で上達するようです。私の場合もばっちり当てはまります。「耳」から聞いて「脳」で理解するのに動かさなければならない筋肉はそんなにないと思うので、英語を今まで聞いた時間にある程度比較して慣れて理解度が深まっていく気がします。自分の興味があることだと「脳」が「もっとほしい」と思うので、さらに効率的になるでしょう。私の場合は音楽の歌詞は全然だめ、でも映画はそこそこ聞ける。ニュースは聞く気にならないと「右の耳から左の耳に」抜けてっちゃう、だけどスポーツニュースだけはバッチリだったり。英会話を長く続けるには、楽しいことにフォーカスして、つまんないことを無理してやらないようにするのも一つの効率的な手段だと思いますよ。ちなみにあるじは英字新聞なんかは正直つまんないので全然読みません。

では「話す」ほうはというと、「脳」から「口」に命令がいってしゃべれるわけですね。しゃべる場合には以外といろんな筋肉を使っている。息を吐き出すために「肺」「のど」「腹」、音を調節するのに「口の周りの顔面の筋肉」「舌」とか。日本語をしゃべっているときと英語をしゃべっているときは、これが全然違うのです。英語の方が全体的に大きな動きを必要としていると思います。英会話を始めるということは「今まで使っていなかった筋肉を使い始める」ということを含んでいます。わたしの場合同じように脳でも「今まで使っていなかった脳の一部を使って体に命令する」というのも必要な感覚がありました。例えると何か「いままで動かしたことの無かった足の小指を自由に動くようにする」感じに近いかもしれません。最初は念じても念じてもうまく動かなかったのに、だんだん少しづつ動くようになってきて、そのうちそんなには強く意識しなくてもけっこう動かせるようになってくる。

中学校高校で学んだ英語の読み書きで、その部分の「脳」は十分すぎるくらいの潜在能力があるのに、それを表に出してしゃべれるようにする部分の「脳と筋肉」が伴っていないんですね。どこを鍛えるかはあなた次第。わたしの場合は「発音を正しくする」のはすごく難しくて到底できそうにないのでほぼあきらめました。逆に「思ったことはすぐに口にする」というのに重点を置いて英会話をしています。
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2006年02月07日

バイリンガルにはなれません。

バイリンガルの方を10人くらい知っています。私の中のバイリンガルというのは例えば「英語をしゃべっているときはアメリカ人、日本語をしゃべっているときは日本人」に見えて、その言語でしゃべっているときは「あるじが自分の頭のなかでも会話中はその国の人だと無意識に思ってしまう」人たち。その人たちはだいたい、両親か祖父母が両国の言葉をネイティブにしゃべっていたり、その2つの言葉にものごころつく前から日常的に触れていたり、そんな環境のバックグランドがありがちだけど、絶対条件は「親とその本人が幼いころから多大の教育努力を長年続けてきた」ことだと思います。その結果やっと手に入れることができるのが「バイリンガル」という能力。ちょっとやそっと外国語が話せたからと言って「バイリンガル」というわけではないのです。少なくとも私にとっては。ちなみに本人が10歳前後のときには精神的なストレスがけっこうあったり、バイリンガルであることをあまり公言したくない人もいると聞きました。

渡米前には「いつかバイリンガルみたいに...」なんて夢を見ていたこともありましたが、自分には絶対無理ってことがいやってほど分かった。翻訳者や通訳者になるのもものすごい努力と訓練が必要。ほんと尊敬します。今振り返ってみると、自分にに合っていた目標は「英会話がこわくない、って思えるようになる」ことかな。それはそれで大変だったけどね。
posted by あるじ at 08:25| Comment(0) | TrackBack(1) | じぇんぐりっしゅ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月06日

TOEIC高得点でも英会話の経験不足じゃ意味がない

TOEICがらみで私のアメリカでの経験上のお話を。一年に何回か日本からの訪問者がきてミーティングをやったりしていた。TOEICで800〜900点以上くらい取っている人たちが多かった気がする。だいたいいつもミーティングは当人たちにお任せ、私は自分の仕事をやりながら1時間くらいおきに、ミーティングを覗きにいってそこそこうまく行っているかチェック。話がうまく進んでいそうなときには部屋にも入らずそのままお任せ。行き詰っていて暗ーい雰囲気だったらそこからミーティングに参加しアシスト。後者の場合「あっもうだめだ。みんなの頭の上に?マークがいっぱい見えて、険しい顔つきになってる。。。」といったことがあります。TOEIC900点でも「慣れ」がないと行き詰っちゃうんですね。

こんなときは日本からの訪問者が言いたいことが、英語ネイティブの人がまったく理解できない状況、ということが多かった。アシストする方法は臨機応変だけど、だいたいまず切羽詰ってしまった日本からの訪問者と日本語で話して何を伝えたかったかを聞いて、それを英語ネイティブに伝えるといくつか質問が返ってくる。だいたいその質問に不明確なところがあるので私からその質問に対する質問をして、真意を理解してから日本からの訪問者につたえる。そんなことを数分やるとだいたいお互い理解しあってくれる。行き詰まりは解消、他の話題へと移る。行き詰まりがあったミーティングのあとは、だいたいそのミーティング参加者たちに個別にちょっと話をしてフォローアップをする。やっぱりちょっとした疑問なんかが残っているので、立ち話とかコーヒーブレイクとかのときに軽く話をしたりして、できる範囲で疑問を解消してあげる。

ミーティング参加者が全員自分の知っている人だったらアシスト・フォローアップは簡単だし、面識のない人だった場合はちょっと時間がかかる。おもしろいことに「面識がなったか日本人」に納得してもらうのが一番難しい。たまに国籍問わず、中には助けてあげるようとしているのも気づかないのか無視してしまい、自分の意見ばっかり押し通そうとして、人の意見に耳を傾けられない。。。助けられません。逆に仕事の「できる」人たちだとアシストはほとんどしなくて済む傾向がありました。ちなみに、私の知っている生粋アメリカ人のほとんどの方たちは、TOELFは知ってるけどTOEICというのがあるのを知らなかったと言ってました。

TOEICで高得点もよいけど、英会話にはそれに見合った「慣れ=経験」とか「根本的なコミュニケーション能力」も重要だと思いますよ。
posted by あるじ at 06:04| Comment(0) | TrackBack(0) | じぇんぐりっしゅ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月05日

TOEICでいい点とっても英会話はできません。

「TOEICでよい点数をとる」ことを目的にしてしまっている場面に良く出会う。そのための英会話学校の講習の広告とか、テスト練習書籍とか。「英語できるようになりたいなー」と言っている人がTOEICの試験前そのため勉強なんかをしていると「あーあ、もったいない」と思ってしまうのである。TOEICは英語能力を自己評価するのにはとてもよいテストだと思う。だけど試験前勉強とかテスト対策とかが、虚無の結果を生み出してしまう。意図的な人は別にして、無意識に「TOEICでよい点をとる」ことが「目的」にならないように気をつけましょう。あくまで「目標」です。

よく会社とかで、TOEICで何点とれば海外出張、何点なら海外派遣、とかの目標を単純に誤解してしまっている場面もみかける。英語力を上げる意識が高まったり、英会話学校に通い始めたり、英語にふれる機会が増えたりするのは、会社にも社員さんにも有益だと思う。だけどやっぱりいるんですね、中には誤解してしまう人が。「TOEICでよい点をとる」ことにしゃかりきになってたり、結果が公表されるのでプライドでテスト勉強つづけてたり。あーもったいない。

たぶんないとは思うけど、海外派遣を希望するのには「TOEIC何点以上が絶対条件」とか言うルールが会社内にあって、その条件をクリアするためにテスト対策をばっちりやり、テストの点数を上げるテクニックを駆使して高得点をゲット。希望がとおり派遣決定。派遣先の外国では「英語ベラベラの日本人エキスパートが来てくれるからもう安心」とか信じられちゃってたりすると、もう最悪ですね。誤解の嵐で不幸な新天地でのスタートになっちゃいます。まぁこんなことはめったにないと思うけど。仮定のお話です。実力は正しく評価しましょう。

あなたの、英会話を上達させる「目的」はなんですか?きっとTOEICでいい点数をとることじゃないと思いますよ。
posted by あるじ at 05:06| Comment(0) | TrackBack(0) | じぇんぐりっしゅ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月04日

新しい記事カテゴリー「じぇんぐりっしゅ」はじめます。

最近なんだか「日本人の英会話」が気になります。うまく表現できないんだけど、なんとなーくここそこにいろんなギャップがあるような気がして。あるじは20代後半から5年間ほどアメリカで暮らして仕事をしていたことがあります。よく「今までどんな勉強したの?」とか「オススメの学習法は?」とか「ヒアリング完璧ですね」とか「かなり英語しゃべれるようになったね」とか聞かれたり言われたりするけど、これだけでも「ちがうんじゃー」という気持ちが少しある。(もちろん、その人のためになるんじゃないかなーとか思ったことを伝えたり、ほめてもらったときは「ありがとー」ってよろこんじゃうけどね。)実際あるじの場合は「すべて慣れ」ることがポイントだった気がする。

「じぇんぐりっしゅ」はアメリカの仕事仲間の人の造語。ジャパニーズ・イングリッシュを略して「J-english」。あるじが経験した英語にまつわる経験談を「ちょっと辛口・毒舌・日本の常識は世界の非常識風コラム」みたいな感じで書いていこうかなと思ってます。
posted by あるじ at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | じぇんぐりっしゅ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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